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続・古代小麦パスタの製麺所から世界の小麦歴史の縮図が

福島のお客様をお連れしたイタリア・リフレッシュツアーではアサクラ製品の生産者を周る旅でもありました。

旅の後、ツアーに参加された方から

『本当に良かった!』との声が皆さんから寄せられ、
ヨレヨレになりながらも本当にワタクシも嬉しく、やってよかった!
と今、しみじみ実感しています。

アサクラ製品の生産者は本当にみなよくやってくれています。
本来の食の実態に気がついている面々ばかりです。


それぞれに見学してワタクシも含め勉強になりましたが

何度聞いても考えさせられるのがアサクラパスタの製麺所の社長、
マリオさんの話です。

10月31日月曜日、朝からみなさんでお邪魔しました。

パスタ製麺所の建物は古く、曾おじいちゃんのその前からの創業でそのままの建物を
ずっと使っているとのこと、一部は建て増しをしていますがその頃のままなんだそうです。


パスタは水がとても大事です。自然に恵まれたマリオさんの製麺所は高い山のいくつもある
アブツッツォ州にあります。

イタリアでは水は買って飲むものですが、アブルッツォは比較的水道水も飲める、
しかもおいしい。
ちなみに、アサクラ農園もアブルッツォにありますが農園の水道水はおいしい!
ばっちし飲めます。

まあ前置きはさておいてそんな恵まれた水質の中でパスタがつくられているんですね。


製麺所の社長マリオさんは


『基本的に昔から製法を守り材料に負荷のかけない製麺をしている』と自慢します。

戦前は天日乾燥、そして昼になると製麺所内の乾燥室にいれ、
炭で部屋を温め風を送り温風乾燥をしていたそうです。
そのなごりの乾燥室にはトラック待ちのアサクラパスタが保管されていました!


さて

イタリア人の主食とも言える、『パスタ』を作っている彼は
お客さんのニーズからその変遷をみています。

だから彼の言葉には説得力があり、力があります。



小麦は

戦前は在来種や古代からあるファッロが栽培の中心でした。
しかし、何せ背丈が1m以上も伸びます。

しかも穂にしっかり実がつくので倒伏しやすいという欠点がある。

戦後大量生産にシフトしていくと共に栽培しやすい、
つまり倒伏しにくく粒も小粒で害虫や除草対策も含めた改良種が出現します。

これが『デュラム小麦』です。

品種改良の仕方も色々ありますが種の欠点(奇形)をくっつけあわせたのがデュラム小麦です。
(在来種の欠点をカバーしたため)

しかもその品種改良の仕方に問題があると彼は言います。

なんと!放射線を当てて改良されました。
日本の小粒大豆と同じです。



また同じく大量生産に対応する為に
国産小麦では賄えなくなる為外国産の小麦も使用するようになります。


そうなるとポストハーベストからも逃れられなくなります。

ポスト=その後の
ハーベスト=収穫

収穫後にかける農薬のことです。


栽培、収穫後、そして遠方に輸送する負荷(カビ防止や害虫防止、殺菌)は薬品で補うようになるのです。


このような原材料の変遷を見てきているマリオさん。
そして続けます。


原材料のゆがみもですが加工を伴うパスタは
その加工工程も大量生産の歪みがでていると。


短時間で完成する高温乾燥のパスタの出現です。


パスタはたんぱく質を含んでおり水と練ることにより中のアミノ酸が網の目状となりグルテンが形成されます。
高温乾燥されたグルテンは変性し私たちの身体が受け入れにくくなります。

小麦アレルギーがそれです。


このように原料そして加工行程は全て大量生産対応。
安くて便利なものに消費者ニーズが偏った為とも言えるとマリオ社長は言います。


おじいさんがパスタ作りをしているのを子どもの頃から見ており
顧客のニーズがどんどん変化していくさまをその目で見ている人です。

今は小麦トラブル以外にも肉や乳製品などのトラブルもイタリア内では出始めており

これらも含めパスタも本来のものを食べたいと気づき始めた人がたくさんいます。

マリオさんの製麺所は8割が在来種やオーガニックのニーズに対応しています。
日本人の皆さんにも是非その実態を知って、健やかになるためにどんな食べ物を食べるか

もう一度考えましょうと彼は言います。


結局どこも同じ問題を抱えています。
何が大事なのか、


やはり現実を知らないとなにも決められない。
自分でチョイスも出来ない。


食べ物のこと、やはり真剣に考えないとまずい、
とワタクシもマリオさんに同感です。


ひとつ付け加えますと、
マリオさんはもう通常小麦は食べないそうです。
パンも、ビスケットも、食べると睡眠量も増える、身体が疲れやすい、
とにかく自分の身体が受け入れてないんだな~と自覚するそうです。



2006年だったか、ワタクシがマリオさんのパスタを扱いたい、と決めたときに
彼は『デュラム小麦はやめた方がいい』とアドバイスしてくれました。


断然、ファッロ小麦やカムット小麦がおいしいし、身体にいいよ。と。

その一言で決めました。
アサクラパスタは全て古代小麦を原料にグルテンに負荷のない低温乾燥で加工、
薬品も一切介さずに輸入、保管しています。


ほんらいの、むかしイタリア人が食べていたパスタそのものです。









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