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オリーブ栽培の要・剪定

一応今回は剪定作業の立会いのため
アサクラオイルの畑・アブツッツオ州・ペンネの畑へ。

一年で一番美しいオリーブ畑を見ることが出来るのがこの時期。
下草の新しいグリーンが鮮やかで
ところどころ野の花が。

全景
高台からみたオリーブ畑。

オリーブは寒さに弱いため
雪が降ったり0℃を下回らない気温になるのを見定めてから剪定するので
大体、この時期に始まる。

切った面が寒さで凍えたら大変!
木がやられてしまうからです。


剪定
毎年お願いしている剪定のプロ 地元のアメデオとウギーノ。
この二人で250本の木全ての様子を見ながら必要最低限を切る。

剪定はその木自身の葉っぱの葉脈をみて切る!
と弘前の木村秋則さん(無農薬りんごの)から教わったのだが

我が農園のオリーブの木たちははっきりいって
それまでの地主&剪定する人自身のセオリーの基、すでに出来上がった木の為

その葉脈のように切る!はこれからのアサクラ農園の課題である。

剪定は木が成長し果実をとる為にとても重要な栽培工程で
どう切るかで収量(実のなる量)が変わり、またその後の木の成長を左右する。

基本的に土から上と土から下は上下対象なのだそうで
枝を広げるように木を仕立てると

収量や収穫する時にとても便利(収穫しやすく)なのであるが

この方法だと
上下対象である土の下の部分が
広がってしまう為、木の安定が悪くなりなにかあったとき〈台風や大風など)
倒れてしまったりあおられたりして木がやられるのだ。

ぶどう棚を見たことありますよね?
りんごや梨の畑を見たことありますか?

この会津近辺は果物もとても多いのですが
ぶどう棚やりんごの畑を例にとるとよくわかると思うのですが

横に大きく広く枝を伸ばして枝が高くならないようにしている。
これは日当たりもであるが人が収穫しやすいようにするためにあのように仕立てるのです。

木は上に上に伸びていくのが自然なのに
栽培はある程度(いやかなり)木に負担をかけていることになる。


オリーブもほったらかしにすると基本的に枝はまっすぐ伸びようとするのであるが
そのままにしてしまうと今度実がならなくなる。

その兼ね合いを探して枝を切っていくのがベストなのだが
これが枝を前にするとなかなか切れないものだ。

ワタクシ
ワタクシも挑戦。

3年前に木村さんに教えていただいたことを基に
自分なりにやってみる。
なかなかむずかしい~~~~これが~~~理論だけではなんとも。。。。

何本も切って切ってだんだんわかるものらしい。。。。

枝
切った枝。
この葉っぱの裏を見るとその木の健康度が一目瞭然。
すすっぽかったり白いくもの巣のような綿のようなものがついていたり
菌による病気などが見られることが多いが

うちの農園の葉っぱはどこを見ても健康そのもの。
葉っぱや枝に悪さする虫や菌は殆んどでない。

これは気候風土に恵まれただけでなく
やはり肥料をあげないことが一番効いているのだと思う。

自然界ではありえない、誰かによって故意に肥料を『土の中に』施される事により自然のサイクルが崩れそれによりイレギュラーな菌や虫が寄ってくる・・・

これが自然栽培(無農薬・無肥料)のメインの定義になっており
アサクラ農園を見ているとそれを実感する。

植物がなるべく自然体で過ごせるように、しかし収穫をして剪定をしてその他もろもろある程度
環境を整えてあげる、これが自然栽培だ。


秋に収穫後搾油所に持ち込まれるオリーブの果実を見るとほかの果実と自然栽培の違いがよくわかる。
大概のオリーブ果実はオリーブハエが果実の中に卵を産んだ形跡や
果実と一緒に含まれる葉の裏を見ると病気であったりと
慣行栽培・トラディッショナルな栽培はなにかと病気もちが多いのだ。

オリーブはそれをそのまま絞ってしまうからやっかいだ。
菌も病気もハエのウジもみ~んなひっくるめて絞る。
加熱しないのでそれらはそのままフレッシュなままオイルにミックスされる!

だからオリーブ果実が健康であるのはいいオリーブオイルをつくるのに
必須なのです。

記念撮影

今月末まで剪定作業は続く。
アメデオ〈左)ウギーノ(私の右)どちらも高齢でウギーノは75歳だ。
彼らにはいつまでも元気でがんばってもらわねば。


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All Comments

すごいですね

自然栽培、頭でわかっていたつもりでいましたが、今回のアサクラさんのブログ記事を読み、とても理解できたように思います。

「自然界ではありえない、誰かによって故意に肥料を『土の中に』施される事により自然のサイクルが崩れそれによりイレギュラーな菌や虫が寄ってくる・・・」
特にここです。

個人的には、とても子育てに通じるものがあるように思いました。いまは、いろんな薬があり、親の事情などで小さい頃から薬をたくさん飲んで育っている子どもが増えているように感じています。もちろん、子どもが苦しがっていると、助けたいと思うものです。薬なしで治る病気ばかりでもありません。けれど、日々、子どもをみていれば、ここは我慢して薬をのませず、本人の治癒力をうながせる環境、体調にもっていけば、余分なものが体にはいらず、大事な免疫が体に残っていくうように思えるんですよね。私自身、それをカンペキに子育てをしてきたと言う自信はないですが、心がけてきました。

そういうことに、通じるように思いました。

言うは易く行うは難し、ですけれど。

URL | 2009/03/20(金) 11:10:31 | さかな #TRcOFq4w | [ 編集]

自然栽培と子育て

さかなさんの書かれたとおりだと私も思います。

自然は植物にしろ人間にしろ
発生(!)生まれてからの本来の流れがあり
それらは自然とその回りの環境に順応して育つ。

人間で考えると自然治癒力であったり、また自分自身が生きる力、
人生はチョイスの連続、そのチョイス力だったり・・・・

植物だと肥料なしで育つ事が出来る・・・
毎年道路っぱたに咲く雑草なども
まったく肥料など与えずして芽が出て花が咲いて種をつける。

庭の植木や肥料など一切やらない庭の柿木などもそう。

ほっといても生きていける力があります。

しかし人間は自分だけでは生きていけない、
もちろん生まれながらにして備わった環境があります
それが両親だったり家庭環境だったり教育だったり、

植物にすると肥沃な土地や山の中、
化学肥料ガンガンの土地だったりと
いろいろ。

その環境によって人間も植物も属されていく。

自然栽培の定義、植物の様子を見ながら気候風土を加味し必要最低限の環境を整えてあげる。

そうすることにより植物が自分の力で本来ある恵まれた自然環境からぐいぐいエネルギーを吸い寄せ成長する。

人間の成長もまさにこうあるべきなのかと思います。
回りの過度なお膳立てやそれこそ自然治癒力を無視しカンタンに薬品を使ったり、
毎日の食事なども。

人間が本来もつ力を回りが摘み取ってしまっていることもたくさんあるように思います。

子育て、特に我が子は本当にかわいい、〈と思います)
良い道に進んでほしいと親は思うもの。

しかしその道は絶対的に子が自分でチョイスし歩かなければならないのだと思う。

子供子供のもって生まれた性質を伸ばしながら必要最低限の後押しができるーこれが人間の自然栽培なのかもと

思います。

それこそ言うは易しですが・・・

お子さんをお持ちの方々はその醍醐味を味わえますね、

さかなさんは既にそれを実践されている。
素晴らしいと思いますよ!

私は子がいないので一人、オリーブで実践していきます!

URL | 2009/03/20(金) 18:05:57 | アサクラ #- | [ 編集]

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