次のエントリー | 前のエントリー
この記事のURI : http://orcio.blog51.fc2.com/blog-entry-444.html

NHKキッチンがいく

私は何年も前に農家の嫁をしていた。


農業を全く知らないで農家に入ったのであるが、


種を蒔いたり、

小さな苗を畑に植えなおしたり(こんな作業があるとは知らなかった)


収穫できるまでにいくつもの世話もあり、

そしていよいよ

収穫できることの喜び、

収穫したてを料理できる喜び、は


それはそれはいいものでした!


しかし!

喜びだけでは表せないのが農業。


寒い日、
雨の日の収穫、
暑い日、

重労働。

しかも天候に左右され、ある時は収穫前に全滅、

なんてこともあった。


やったことがなければ、きっと想像もつかない大変な作業です。


農家さん、だからありがとう、って今、心から言えます。



今は、その時のワタクシではありませんが、ワタクシの中にはあの時の経験から

いつもそれが染み付いています。




今日は、連続ドラマの後を何気なく見ていたら

NH「Kキッチンがいく」


という番組があり、作業をしながら何気に見ていたら引き込まれた。
(ただしくは途中から見たのですが)



各地方の料理人と芸能人ひとりが車で各地を回る。

地方自慢の農産魚産物を二つ題材にし、

産地と生産者を訪ね、畑や湖に直接車で赴く



今日は

一箇所は小松菜農家さん(もう一箇所は湖だったのか?)


まず、生産者の奥さんが自慢の小松菜を使った料理をその場でし、
その後にシェフが、コックコートに着替え、


その辺の場所?つまり産地のロケ地で出張料理をします。

料理の内容はよく見てなかったのですが、


小松菜の農家さん夫婦と、湖の魚?の漁師さん夫婦が並んで試食している姿は感動モノでした。


実際、そこしか、よく見てなかったのですが、
あまりに生産者の顔が変っていくので、


画面に釘付けになった。


大きな白い素敵なお皿に(机は会議用の長テーブルなんだけど)


小松菜と、魚?が組み合わさった料理を
二組の生産者夫婦が食べている。


食べている行程で小松菜のお父さんもお母さん
魚のお父さんもお母さんも、


みるみる高揚していき、うれしさ100%になり、
それを超えて120%になっている。


自分たちが作った素材が料理人の手によって、

明らかに、いままで食べたことのない料理に変身した姿(素材の)に
そしてその食べた事のない味に!



食べたことがない味、とは「素材の引き出された味」に

というのがポイントだ。

あきらかに、

「え~~今まで知りませんでした!」
「自分の作った小松菜ってこんな味にもなるの!」


という。


手塩にかけて育てたわが子が

見違えるように成長した姿をまじかに見たかのような姿だった。



この番組のいいところは、
生産者の奥さんの料理もつくってもらい、同席して一緒に食べて貰うというところ。


農業って

長のお父さんはもちろん大変だけど、

それを支えている奥さんの苦労はもっとだ。


今朝の奥さん二人もほんと嬉しそう。
小松菜が、魚が、こんなにおいしい!って

こちらもまた、息子娘の成長を目を細めて見ている顔だった。


そして
料理人もそれをみて、すごく嬉しそうだった。(今日の料理人は笑顔ではなく、しんみりとした表情だった)


たべものと人の関係をわかりやすく見せてくれた
「キッチンが行く」



いい番組だな~と思った。




育てる、ものをつくる、って素晴らしい。

ゼロから生み出し育てるは長い時間がかかり、試行錯誤もし。



お天道様の加減もあるし。


それらが全部あつまっての凝縮が生産物。


あらためて


ありがたく、いただこうと思う。








スポンサーサイト

All Comments

Comment Entry

管理者にだけ表示を許可する