次のエントリー | 前のエントリー
この記事のURI : http://orcio.blog51.fc2.com/blog-entry-462.html

2014夏イタリア ファッロ収穫期 クリスチャンの畑

ファッロ小麦収穫間近!
イタリア マルケ州クリスチャン、訪問しました!

イタリア国土のほぼ真ん中にに長く連なる山脈を超え
遥々〜

標高高い

マルケ州クリスチャンのファッロ小麦畑、

熟すとこのように穂が垂れます。

ファッロ畑

今年は長雨で春から初夏にかけ、小麦生育に大変な影響を及ぼしました。

こちらについての詳細はブログご覧ください。
http://orcio.blog51.fc2.com/blog-entry-453.html

長雨で、
ファッロが病気になり、
ボルドー液(オーガニック認定農薬)を
かけるかかけないか、
クリスチャンの決断は素晴らしかった。

ボルドーをかけない選択をしたクリスチャンですが、

収穫期少し前からも長雨に悩まされます。

これは、イタリア本土みなおんなじ、アサクラオイル農園も、
丘ポモのアントニオ、オルチョのジョバンナも、
みな一様。

小麦は特に降りすぎる雨はよくない。
日照ももちろん少なく、
さらに病気が心配でしたので

畑の様子が本当に心配されました。

クリスチャンと畑


初めの病気の影響は小麦を見るとうっすらわかります。

ファッロ小麦の穂


黄金色に色づく麦穂ですが、
うっすらと黒い!

中身を開けてみると

大丈夫!

粒(4)

一粒穂から外すとこんな感じ。

粒(3)

さらにモミをむくと粒が2粒入ってます。これも薄い更にモミに入ってます!

粒(2)

各自モミを外して、
これが全粒ファッロ。

同じにみえますが、雄雌2粒別の粒なんです。

固い82)

爪で粒を割ろうと思いましたが、いくらやってもだめ!
石で潰します。

外皮がすごく硬い!
さすが硬質小麦!

粒(1)

潰したらこんな感じ。
白い粉が!
全粒だと、挽くと約90%粉がとれるそうです。



固い

硬質小麦にはヒゲがついてます
簡単に中の実(種)か取れないよう逆毛になっています。

動物が簡単にとれない。
鳥などもとれないようになっています。すごいでしょ!

古代種は大量生産の流れで一時人気なくなりましたが

長い時間きけて改良から人は学び、
古代種復活の今に至ります。

改良はあるとき人を助けますが、

無理な改良は必ず弊害がついて回ります。

学んだからこそ!
人は考え進化しないと、と思います。




下の写真をご覧ください。

わかるでしょうか。
左のアントネッラ身長172cmあります。
ファッロ一本引き抜き丈をみましたら、
約アントネッラの背丈と、一緒。

ワタクシの足元から右ダビデの掌まで麦穂の丈。

古代小麦は非常に作りにくいのです。

比較(2)

去年の画像ですがデュラム小麦の丈、短いのがわかるでしょうか。

デュラム小麦





クリスチャンによると、

例年より麦丈、麦穂丈、麦数、粒が

少しずつ小さく短いそうで、
全体量は作付け割合から
ボリュームが減るのは必至だそうです。

丁度クリスチャンの小麦を扱っている製粉所で働くフェテリーカがおり、聞いてみると

今年はかなり収穫量が少なく、
その中でもオーガニック小麦は昨年の半分以下だそうです。

ん〜
やはり小麦にとってかなり受難の今年だったのです。

ワタクシ的に、

こんな状況の中でクリスチャンの小麦は
病気になったにも関わらず、
まずまず、
いや、この状況下で
最高の出来だったのではと思います。

大地にそれだけの力があり、小麦は耐え抜く力があり、

そして出来た結果!

実を結んだのです〜

ありがたくて畑に思わず手を合せたワタクシ〜

そして、
ボルドーをかけない選択をしたクリスチャンはすごい。

奥さんのミケーラの前でがっつり抱擁(笑)

彼もワタクシと、一体感をもったと、

思う。

収穫の出来より
人と人のつながりを実感させてもらった、今年のクリスチャンと、ファッロ小麦との

関係(笑)でした!

しかしながら、
少ないと言っても、クリスチャン昨年度の3倍、アサクラ用に種をまいたので、

たくさんファッロ小麦が収穫できる見込みです(汗&涙)

なんとか、全量引取りをしたい!

クリスチャンの手間暇と
大地に

ワタクシに出来る最大限をしたい!

今回は粉にして販売しないとパスタだけでは無理なので

なんとか、
是非、

皆様のご協力を
たまわりたく、

謹んでお願い申し上げます!

ダビデとクリスチャン一家

左からクリスチャン、ワタクシ、手前長女ジョイア、妻ミケーラ、アントネッラの息子ダビデ。




2014夏イタリアの記事
・丘ポモの産地
・アマルフィ 稀少な調味料ガルム
・ラディーチ訪問
・アサクラ農園
・アックサンタ! 来年はぜひ!

























スポンサーサイト

All Comments

Comment Entry

管理者にだけ表示を許可する